6.海外実務訓練について
5月頃から海外実務訓練履修説明会を実施し、履修手続きを開始しています。詳細は海外実務訓練Googleクラスルームに掲載されている「海外履修を希望する学生のためのガイドブック」を参照ください。
必要な手続について、以下に記載のないものは、国内実務訓練に準じます。
6.01 海外実務訓練を希望する場合の留意点
① 海外実務訓練履修要件
単位認定に必要な時間数の確保、並びに機関への負担と信頼関係維持のため、実務訓練期間中は実務訓練に関係しない理由での帰国や移動等を原則として認めません。そのため、実務訓練期間中に大学院入試の受験を予定している場合は、海外実務訓練の履修は出来ません。学内進学希望者で、大学院入試(一次募集)に不合格の場合は、国内履修に切り替えます。
② 実務訓練に係る費用
実務訓練に係る費用は原則自己負担です。自己経費で費用が準備できるかを考え、指導教員とよく相談のうえ受け入れてもらう実務訓練機関の検討を進めてください。必要に応じて本学の奨学金制度(給付型)を活用してください。
③ 奨学金募集の時期
奨学金の募集は例年7月中旬に募集が始まり、7月末が締切です。それまでに実習計画を機関とすりあわせておく必要があります。
④ ビザ(査証)の取得
ビザ(査証)の取得は指導教員と学生で行います。「6.03 ビザ(査証)手続き」を確認し、手続きを進めてください。
6.02 海外履修に関する面接
海外実務訓練の履修を希望する場合、「海外実務訓練履修申請書」を提出してください。申請者に対して面接を行います(奨学金制度を希望する場合はその選考も併せて実施)。
6.03 ビザ(査証)手続き
渡航国で必要とされるビザ(査証)は各自の責任において手続きをしてください。国により査証取得には数か月かかる場合があるので、早い時期から手続きを進めてください。ビザ(査証)の手続きにおいて、大学からの証明書等が必要な場合は速やかに教務課連携教育支援係に申請してください。大学からの証明書等の交付には数日かかります。余裕を持って申請してください。
6.04 保険等の加入
海外実務訓練を履修するには、以下の保険等に加入します。
《海外実務訓練履修で加入必須の保険》
- 実務訓練保険(保険料2,000円程度 7月に金額確定)
大学が指定する実務訓練保険に加入すること。(国内で実務訓練を行う学生と同じ保険) - 海外旅行保険(保険料 約17,000円)
大学が指定する海外旅行保険(学研災付帯海外留学保険「付帯海学」)に加入すること。 - 危機管理支援サービス(加入料 約5,000円)
大学が指定する危機管理支援サービスに加入すること。
※海外旅行保険加入手続と同時に危機管理支援サービスへの加入手続が可能
6.05 承諾書、海外渡航届の提出
海外実務訓練は、本人及び保証人(保護者)の承諾並びに海外渡航届の提出が必要です。指定する期限までに「承諾書兼誓約書」(本人及び保証人直筆)及び「海外渡航届」を提出してください。提出しない場合、海外実務訓練の履修は認められません。
6.06 海外安全オリエンテーションへの出席
海外渡航に関する安全対策や派遣国に関する事例・感染症情報など説明するオリエンテーションを開催するので必ず出席してください。
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6.07 派遣の中止・途中帰国
実習期間中は、実務訓練に専念する必要があります。途中で帰国すると出席日数が確保できないため、原則として一時帰国は認められません。(認められない例:大学院入試、奨学金面接、内定先研修等)
ただし、治安の急速な悪化や災害、感染症など国際情勢の動向又は疾病やその他の理由により、派遣の中止や途中帰国となる可能性があることを十分認識しておいてください。状況によって、大学が派遣の中止・延期または帰国勧告を決定した場合、大学の判断に基づく指示に速やかに応じてください。なお、その際に生じる費用は自己負担となります。
6.08 渡航先の情報収集
外務省のホームページ等を利用して渡航先の情報収集を行ってください。
- 外務省海外安全ホームページ https://www.anzen.mofa.go.jp/
- 海外渡航者のための感染症情報(厚生労働省) https://www.forth.go.jp/index.html
6.09 その他
- 海外実務訓練に関して、保証人(保護者)の承諾を得ていること。また、渡航中の日程・連絡先を必ず指導教員に伝えておくこと。
- 海外実務訓練での渡航中はいかなる場合も自動車等の運転を行わないこと。