1.05    実務訓練の構成

①    事前研修

 実務訓練機関における実習に先立ち、実務訓練の目的・意義を理解し、実習をより有意義なものにするための事前研修を行います。履修説明会に加え、知的財産、ビジネスマナー等を学びます。

②    実務訓練機関における実習

 学生は、本学の指導教員及び実務訓練機関の指導責任者(以下、「指導責任者」と記載します。)および担当者のもと、実務に従事する実習を行います。1か月ごとに「実務訓練報告書」を作成し、指導責任者の確認を受けて指導教員に提出します。指導教員は学生の指導のため機関を訪問し面談を行い、指導責任者や担当者等と進捗状況を確認します。

③    実習報告・成績評価・事後研修

 実務訓練終了後、指導責任者が学生の実務訓練の達成度合い及び学生の能力を評価します。指導教員はその評価と実務訓練報告会での報告を受け、総合的に成績を評価します。

 学生には、実務訓練を通じて得られた実践的な技術感覚を今後の取り組みにつなげるための事後研修を行います。

 本学は、実務訓練の運営について学生や機関にヒアリングし、振り返り、次年度の実施に向けた改善を行います。